洋式ぼっとん便所を簡易水洗トイレ化 不親切な解説付き

作業

もうすぐ春ですね。

ご無沙汰してます、すずきです。
前回の記事から約半年インスタの詐欺広告に手を出してしまったり、小ネタはあったのですがネタになる出来事が無かったもんで(^_^;)

何も届かないタイプの詐欺

“ぼっとん”とくれば“トイレ”ではなく“便所”

トイレの改修工事をしたいと考えています。」

とお問い合わせをくれたのは、宇陀市地域おこし協力隊関根さん
charly&kayaksという会社を興してe-bikeツアー、カヤックツアーを企画されているようなのでご興味ある方は是非
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改修ポイントは5つ
ぼっとん便所から簡易水洗トイレへ
トイレ内の床の張り替え
トイレ内の手洗用水栓を使い簡易水洗トイレタンクへの配管
男性用小便器の高さを高くする
トイレ壁をペンキで塗る

全体像はこんな感じ。タイル張りの床。
小便器確かに低い(^_^;)
後ろは広いのでタンク入らない問題はなさそうです。

トイレ本体は支給
床はコンパネを磨いて蜜蝋ワックスで仕上げる見積もりでしたが、関根さんフローリングを手に入れたのでDIYするという話に。便器が座ってからだと相当面倒くさいので2日目に共同作業という形に!
手洗いは撤去。
小便器は上物はビスの打ち換えで上げれるとして、下の配管を取ってみてから材料を検討。

というわけで行ってみよう!

初日まずは撤去をしなきゃ始まらない!
けどその前にやることが!手洗いを撤去してしまうと水が流せないので既存の蛇口止水栓に変える所から。
水道の元栓をしめて水抜きしてから作業します。

なかなか水が止まらなかったので、チョロチョロで強引に。
止水栓つきました事後報告
こっちから取りました。元和弁の跡が見てとれます。左向き仕様
トイレ撤去
モルタルで巻いてあったので斫る
トイレ撤去
キャップを外すとビスが出ます。
トイレ撤去
ビスを外すと簡単に取れます。

どんどんいく!

トイレ撤去
こっちのキャップは劣化がひどく、ビスのネジ山が埋まってます。
トイレ撤去
仕方が無いのでペンチで回して、ときに強引にアンカーごと引っこ抜く!
撤去が終わるないなや、すぐ塗装!
午前中にここまでいけました!
白からアイボリー伝わるかなぁ?伝わんねぇだろうなぁ。
このくらいならモザイクいらんでしょう?こいつが最大のポイント。

この便器臭気溜りをつないでいるスパッタというのを取りたかったのですが、床をはつはつきらないと取れそうに無かったので作戦変更!斫るとガラも出るしね。
とりあえず下地の板を切る。それからどれくらいの大きさの鉄板を買えばいいのかわかったので、ホームセンターに買い出し。

入れにくかったので柱のところで半分に。ここは背面もスパッタも広かったので穴の位置まで決めちゃいました。
手洗いの排水管はウエスをつめてその上からパテで。
ぼっとん洋式→簡易水洗トイレ 
300角で良かったのですが、無かったので455角、厚0.8アルミ板、これで工作。
簡易水洗トイレ スパッタにVU100
スパッタの上の方の形を型紙でとって写し。切りやすいようにタケノコで穴あけ。切り始めてから気づいたど、端に描くべきでした。ブランクですな。
簡易水洗トイレ スパッタにVU100
スパッタの1番狭くなってる所より少しおおきめくらいの円にして周りを切り込みます。そして織り込む。ダクト工事でこういうことやってました。
簡易水洗トイレ スパッタにVU100
仮にはめてみる。取れなくなると困るので真ん中にビスを付けて引っ張れるように。そして、この時に配管の芯を測って落とす。壁から追いました。
簡易水洗トイレ スパッタにVU100
芯に合わせてVU100を置いてマジックで墨だし。
簡易水洗トイレ スパッタにVU100
さっきの切り出しみたいにタケノコで穴あけ、墨残しくらいで切ります。
簡易水洗トイレ スパッタにVU100
ソケットで止めようと思ってたけど、キチキチ+バリでかなり硬い!

物は出来た、はめてみよう!

簡易水洗トイレ スパッタにVU100
スパット側にコーキングべっとり付けて。
簡易水洗トイレ スパッタにVU100
こっちの外側にもべっとり付けて。
簡易水洗トイレ スパッタにVU100
はめてからも追いコーク見た目は気にしないとにかくべっとり!
配管がちょっと手前にお辞儀しちゃったけど、許容範囲でしょう。フローリングをはることを忘れてて、この後すぐ導入管を15mm上げました。
元の作戦だとこーいうのを作り。
本当はこうしたかった。まぁ新しい形を見せたってことで。

初日終了 関根さん豪快に壁の解体をしていた一日でした。

2人でやれば3倍速い、赤いザクも3倍速い

2日目フローリングを貼っていきます。
コンパネは450ピッチくらいで下穴をあけ、その穴からコンクリート錐でタイルに下穴をあけ、コンクリートビスで固定。
私が切り手で、関根さんに貼ってもらいました。

ぼっとん洋式→簡易水洗トイレ 
あっという間に貼り終わり!
ぼっとん洋式→簡易水洗トイレ 
無事にフランジが付きました!
この裏の接続部分にもコーキングたっぷりとね。ここははみ出さないように。
ぼっとん洋式→簡易水洗トイレ 
フランジ主役が乗っかり。
ぼっとん洋式→簡易水洗トイレ 
タンクが付いて。右が狭いと手こずります(後述)
ぼっとん洋式→簡易水洗トイレ 
便座もつきました!小便器もついてる!

小便器高くする問題は、下を変えるのではなく、関根さんが持っていた(驚愕の物持ち!)デカい便器に変更することになりました。

タイルの上の部分は土壁なので、板の残りを両端の柱にとめて横桟にしてとめました。下はアンカー打ち直しで。
給水もつないでいきます!全部フレキでいっちゃいます!
今日ある材料はここまで、タンクまでのルートを打ち合わせて、寸法を取って材料をひろいます。

2日目終了 かなり進んだ印象の一日、関根さんがいろいろやってくれて助かりました、
ありがとうございます!

最終日

産廃屋さんが午前中がいいということなので、まずは撤去した便器を運んでから続きのスタートです。

木口に見切りを付けます、木工ボンド隠し釘
フレキの配管も終わってます。

あとは、古民家で凍りそうだったので、保温をして完成!

1番手こずったのはタンクから出ているロッドというのを、便器に付いている接続ピンというのに入れて割りピンを入れるという作業があるのですが、それが右側にあるので右側が狭いと全然見えない(^_^;)
何とか顔を突っ込んで見えましたがきつかった(>_<)
ぼっとん→簡易水洗便槽と便器のとり合いだけ考えれば簡単だと思います。

ちなみに料金は3人工+材料費+産廃代で6ケタ余裕でいきませんでした。
トイレ本体が支給じゃなかったらそうはいきませんが(^_^;)

ではまたの機会に、いつになるかはあなた次第(意味不明)

以上

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