単管で作った屋根に波板で壁を作る、お客さんの在庫を最大限に活かしてね!

単管に波板壁下地 作業

景観できるスペースを残しつつ壁を作りたい!

久々の作業ネタ

お客様ご家族がDIYで整地、コン打ち、屋根、五右衛門風呂の設置までは漕ぎつけたようですが、壁をどう作ればいいのか分からないとのご依頼。
五右衛門風呂からの景観を残しつつ、風がしのげるようにとのことでしたが、話を聴いてみると女性陣の目隠し的な役割と、薪の煙が凄まじいとのことだったので、五右衛門風呂正面と左面半分強はフルオープンで計画。
さらにお客様の在庫の単管、波板等使えるものは全部使って欲しいとの要望。

人は上手く使えないけど、在るもんで何とかするのは得意な方だと勝手に思ってます(^_^;)

現場調査はしっかりしよう(^_^;)

お客さんの在庫に足りない材料を買い足して作業開始!

まずは柱となるパイプを立てます。が、プチ想定外(^_^;)
お客さんの使っている単管が、ふだんよく見る足場単管(48.6Φ)より細いことは分かっていたのですが、それより2サイズ小さい径(38.1Φ)のものでした。よく見たらシールに書いてあった(^_^;)

42.7Φだったら48.6Φのクランプでも留まりそうだったのですが、まあ何とかします!

お客さんの在庫の38.1のパイプ1500mmが4本あったので、2本つないで2400mmを作ります。
これまた在庫の31.8のパイプをジョイント代わりにしてピアスビスで打っちゃいます。切断はグラインダーで。
垂直に立てます、真ん中が垂直。
少し屋根を押し上げる感じでクランプを留めて、柱が地面と突っ張るように
右側の水栓のところが洗い場になる予定らしいのでその分セットバックさせました。
この真ん中の柱は壁のためではなく、五右衛門風呂に入るときの手すりとして。
48.6のクランプと38.1の接続
48.6のクランプ38.1の接続はパッキンになるものを噛ませて、ピアスビスで2方向から打って解決!
48.6のクランプと38.1の接続
ピアスビス大好きおじさん、届く長さのもので。
48.6のクランプと38.1の接続
下穴を開けないと頭が飛ぶことがあります。刺さっていれば問題なし。

柱は立ったので、波板の下地になる桟木を流します。

地面に微妙に勾配がついていたので、垂木止めクランプ自在を使っています。
桟木は長いままビス止めして、出っ張った部分を切り落とすのが楽です。
2mもので買ってきたので2m以上の桟木は継ぎ足しで。
1番下の桟木は下からではビス止め出来ないので、上から止めます。
これも止めてから切る。
に当たってしまったのでこうやって逃げた。
クランプ問題があったので、これでだいたい1日。
桟木の継ぎ目は垂木止めクランプに両方乗るところで継いでます。
イメージ湧くかな?

三種の波板。

左側は景観をそこねにくいポリカ波板6尺お客さんの在庫ピッタリ2枚、正面は買い足した8尺のトタン4枚、右側はこれまたお客さんの在庫の青いトタン6尺6枚。

まずはポリカ、いいところまできた。
小さい切り欠きはで、長手のロング切はグラインダーでないと厳しい(^_^;)
3トンカラーに、この色のトタンを見つけられなかった(>_<)
こうやって屋根勾配の型紙を作る。
後は扉だけ!
これにトタンを張って。

こういう仕上がり!

脚立除けておけよ(^_^;)
ドアノブ代わりに丸落とし
お客さんと打合せ済みの内開き。
フルオープン。
ポリカの透け具合思ってたよりよし!
ドアを閉めた感じ。
内側のロックは簡易的に。
端材で上出来。

今回は荒業で乗り切りましたが、改めて事前調査が甘い自分あるあるを痛感しました。

次回にこの教訓を活かしたいと思います(反省)。

以上

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