杉のガラリを作って嵌めた

作業

ブラインドルーバーを作って欲しい

実際に頂いた画像
これは外して取っておく

まず電話でお問い合わせ頂きました。「すずきさん木工できますよね?」
例の脚立が営業になりました。
その後画像が送られて来て、この開閉式の窓を外してピタリと嵌る木製のブラインドルーバーを作って欲しいという依頼。
現場調査と話を聞きにお宅へ訪問、入った瞬間に杉の香りが漂う素敵なお家
2階の部屋で、もともと1部屋だったのを間仕切って2部屋にすると、気密性が良すぎて間仕切った壁にカビが生えるようになってしまったのでここを開けて天井の換気扇で吸うようにしたい。
でも何もないと丸見えなのでブラインドルーバーを付けたいという話。
そして将来復旧できるようにもしたいので、枠にビス止めせずに嵌めて欲しいと。

私、ブラインドルーバーと聞いて格子状のものをイメージしていましたが、話を聞くとガッテン、私のいた業界では『ガラリ』と呼んでいました。
木材は周りに合わせてでとのことだったので、ホームセンターで売っている杉材を確認、羽根の長さがどれくらいで目隠しになるのかわからなかったので、端材で荒い試作してそれをもとに設計、材料を拾い見積りでGOです!

ガラリ図面
漫画とも言います。
荒い試作
荒い試作、羽根の角度と長さの感じが見たかった。
材料
実際に使った材料、これだけ。

作業中の写真とか途中の写真とか撮り忘れてしまうんです。
んなもんだからいきなりできちゃいます(^-^;
2000×10×110の110を60に切って使おうと考えていましたが、2000×10×85というのを発見したのでそちらをそのまま使ったので設計したものよりも羽が一枚減りました。

糊付け固定中
羽根を糊付けして出を揃えるのに机とガラリの間ににべニアをかませて固定中。
木製ガラリ完成品
糊が乾きました。
木製ガラリ完成品
右からも。

いざ取り付け!

相手が400角だったので、400-マルノコの刃の厚みくらいで作って、入らなかったらカンナで削るプランだったのですが、上をチョット叩いただけで案外すんなりと入りました。

木製ガラリ嵌めた
案外すんなり!
上の換気扇、最初のイメージがこういうの。

下が若干ゆるかったので後ろから落下防止措置
余りの材料を利用して、戸当りを挟んで前のガラリとビス止め。ダボはなかったので、クレヨンでビスを隠す。

木製ガラリ嵌めた
斜めから、ライティングがいい感じ!
落下防止措置
裏から落下防止措置、クレヨンだけでビス意外と目立たない

依頼主様も、で作ったので周りとも合ってますねと気にいって頂いた様子。
良かった良かった(^^)

気になるお値段

今回は木製ガラリ製作、取り付け作業一式という見積もりで15000円頂きました。
安いと感じた方は是非お問い合わせください!

以上

おまけ バターナッツのわさびマヨグリル オレガノソース
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