「設置強度がわかりません。」
「木造2階建ての在来工法自宅に折り畳み式天井収納はしごを取り付けたい。」という某県某所の方からの依頼。
製品は持っているとのことなので、とにかく見に行ってみることに。
一般住宅ではあまりやったことがありませんが、ビル工事では天井開口、天井補強なんて散々やってきたので土俵のど真ん中でございます!
とにかく構造材から吊りをとってあげればいいのですよ!
梁梁に2mの2×4材を渡してそこから補強枠を吊るイメージで依頼主さんに材料を注文、揃えておいてもらいます。
舐めたらあかんで2×4
まずは墨出し、レーザー君が役に立ちます。
ダウンライトがこのままの位置だと補強材に干渉してしまうので、移設もします。外したダウンライトの奥のツラが開口ヅラになるように墨出し。
そしてポリマスカーで養生。
天井開口はレシプロ君で、天井裏に配線が垂れてないことを確認しながら慎重に。
ボードカッターがあれば良かったのですが、私そんな頻繁にボードをいじらないもんで(^_^;)
切ったボードはそのままフタに使おうと思っていたので、依頼主さんと一緒に割らないように生け捕り。ボードと天井下地の間にバールを入れて慎重に釘を抜いて行きました。
ダウンライトを300mmくらい奥に移設して、
そして天井補強、大工なら仕口を作って組むんでしょうが、日曜大工はイモで付けます。
思ってた以上にしっかり付きました、100人乗っても大丈夫、なわけがない。
飾り縁の説明が不親切じゃぁないかい?
ほぼ午前中に補強まで終えて、あとは乗っけて細かい調整だけなんて思っていたら大間違い(^_^;)
枠板にL金具を付けて、依頼主さんと一緒に天井に乗せたのまでは良かったのですが・・・
飾り縁が開口寸法より長い!
ここで冷静に施工説明書を見れば良かったのですが、なにを焦っていたのか飾り縁を切るという選択!
手ノコを使って45度で長い分を落としてはめてみる。
ハマるのはハマったのですが、扉に干渉して開かない(^_^;)
ここでやっと施工説明書を見て愕然。
気を取り直して、開口増しと、依頼主さんが急遽買ってきてくれたジョイントコークで切ってしまった飾り縁も何とかつないで、細かい最終調整をして
完成
フタ板のクロスは依頼主さんが貼るということで今回はこの状態になりました。
こういう使われ方が望むところです!
挫折した案件をお持ちの方は是非!
以上